マイホームの選定「入口」から返済「出口」までの一連の流れ 第1回 業者の決め方と値切り方

どうも~!はじめましての方は初めまして、とっとと申します!

第1回の投稿は建築士らしく

【マイホーム】のハウスメーカー決め方および設計【入口】から返済【出口】

までをポイント毎に解説していきたいと思います!

我が家はまさにマイホーム計画中!我が家の事例に沿って解説していきます!ちなみにとっとが一級建築士であることは伏せたまま打ち合わせを行いました(笑)途中でばれちゃいましたけどね(^^;

うちはマンションだよ!って方は第3回返済【出口】は概ね一緒なのでそこから見て頂ければと思います。

 

我が家の現状を参考までに記載しておきます。

土地あり。実家の建て替え。2階建。二世帯住宅。設備に重点。父親が左半身麻痺のためバリアフリー対策有。延床140m2程度。ネット銀行にて変動金利で35年ローン。10年後に繰り上げ返済からの期間短縮。

ボリュームが多いので3回に分けて解説しますね。

 

~目次~
第1回 業者の決め方と値切り方
 ・まずは住宅展示場へ
 ・工務店に決めた理由と金額
 ・相見積もりからの値切り
第2回-1 必要な耐震等級は?
 ・耐震等級とは
 ・高層マンションと戸建ての違いは?
 ・売却前提ならば耐震等級3級
第2回-2 控除、補助金制度
 ・住宅ローン控除
 ・住まいの給付金
 ・各行政の補助金
第3回-1 返済方法
 ・元利均等、元金均等返済とは
 ・ネット銀行は低金利
 ・ライフプランニングを立てて現状および将来を把握
第3回-2 エコノミスイッチ的返済プラン

 

第1回 ハウスメーカー、工務店の決め方と値切り方

まずは住宅展示場へ

建設地が決まっているのならば、建設地周辺の住宅展示場に行くのが第一歩です!

大手ハウスメーカーから地元の工務店まで幅広く出店しています。

なお、サイトである程度各社見てから行くのをおすすめします。

展示場に着いてからどうしよ?はNG。折角行くなら面倒だけど下調べ!

 

見学する上で注意しないといけないのは、住宅展示場に展示されているのは建築面積が大きいです。

身の丈には合わず、スケールアウトしていると念頭に入れながら見て回りましょう!

デザイン等はサイトで見るのと実際見るのでは、当然ですが感覚が違います。

業者選びは、値段、デザイン、設備関係、アフターフォローが大きな決め手となります。

後述しますが、耐震性能はあまり考慮しなくてもいいと思います。

 

工務店に決めた理由と金額

我が家は地元の工務店に決定!理由は大手ハウスメーカーより1000万円程度安かったからです。

そもそも後述するライフプランニングから想定される金額を超えていました。

なぜ大手の見積金額が高いかというと広告費です。大手保険会社の保険料がネット保険会社より高い理由も同じです。街中や電車内、CMでもよく見ますよね。私たちの契約金が使われているんです。

 

大手を選ぶメリット「ブランド名」と考える人も少なくありません。やっぱり知り合いにネームバリューで自慢できるからですかね?その辺とっとはよくわかりません。職業病?(笑)

将来、倒産する確率が低いのも候補に挙げられます。大手勤務の知り合いからアフターフォローは非常に良いとも言われました。大手ならではの安心感ですね!

そうなると地元工務店は将来どうなの?ってなりますよね。ちゃんと自分で調べるしかありませんが、我が家は安心できる内容でした。地方工務店なので情報が少ないですが、しっかりしているところはちゃんと評価されています。

我が家が契約した工務店は色々な申請関係もやってくれました!

耐震診断の申請下水道本管への接続の申請(我が家は汚水升がある汲み取り式だったので)、その他諸々やってくださいました!地元工務店ならではの良さだと思います!

大手はここまでしないと聞いたし、実際担当者に確認したら「弊社は代理で申請を行いません。」と言われました。臨機応変さがない印象を持ちました。

 

業者選定の優先順位はしっかり考えてから選んだ方がいいでしょう。我が家は下記としました。

値段(ライフプランニング) > 設備関係(夏暑く、冬寒い土地柄) > デザインの自由度(一応建築士) > アフターフォロー(メンテナンス費用も重要) > 耐震性能
 

相見積もりからの値切り方

当然値切り交渉は出来ます。引越しや家電を買うときと同じで相見積もりが有効的です。

我が家の場合は、見に行ったメーカーは10社程度でしたが、一次選考を通過して相見積もりをとったのは大手ハウスメーカー1社、地元工務店2社の計3社でした。ある程度のプランニングをしないと見積もり金額は出せないので、検討尾メーカーが多ければ多いほど打ち合わせに行かないといけなくなり、こちらが大変になります。

二次選考では、大手は話にならなかった(想定金額を超えていた)ので、最終選考は2社です。

選定した2社の地元工務店同士は競合することは良くあるらしく、中々交渉は難しかったですね。手の内をお互い知り尽くしていたので(笑)

モデルハウスに泊まれるなら泊まった方がいいです!特に夏や冬は建物の気密性が試されます。

また、歩いた時の床や階段の遮音性も確認しておくと良いでしょう。反響するのは嫌ですよね。

モデルハウスはどうしてもデザイン的に吹き抜け等を設けているので音は反響しやすいのも頭に入れておいた方がいいでしょう。

 

最後の最後までこれぐらいになりませんか?というざっくり値下げ発言はしない方が良いでしょう。

家電を買うみたいにその時だけの関係ではなく、今後付き合っていくので、値切りすぎも関係を悪くしてしまう可能性があります。目先の割引だけではなく、着工してから上棟、受渡しまでを見据えた方が最終的には良い建物が建つと思います。

当然ですが見積書の中身は把握すべきです。業者毎に得意不得意が分かれます。相手の事を理解する事も大切です。だからといって、「内装に何万円かかっている」とか細かい事(金額的に細かくはありませんが)ではなく、本体、設計、解体、外構、設備費用やローン手数料および金利くらいは把握しておきましょう。特に業者毎に贔屓にしている銀行はありますが、最終的にはネット銀行(低金利)にするので業者を決める際には必要ない見積金額です。

我が家は最後の最後に値引き割合を上げてもらいました。

最終的に本契約した金額は、当初提示された金額より500万円弱くらい安くなったと思います(こちらがやりたかったけど金額的に出来ず、取りやめにした費用も含みます)。

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第1回 業者の決め方と値切り方については以上になります。

次回は第2回 耐震等級、控除、補助金制度となります。

それではまた次回!

 

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