第5回 人生最大級の支出項目への対策 個人年金保険編

個人年金保険どうも~!はじめましての方は初めまして、とっと と申します!

前回に引き続き、人生でお金を使う額が大きい項目についてみていきたいと思います!

①土地付き注文住宅 4112.6万
②保険 38.2万 x 35年 = 1337万
③車 170万 x 3回 = 540万
④結婚式 403.4万
今回は保険! 中でも一番要らないであろう個人年金保険から見ていこうと思います!
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個人年金保険

~保険の大枠~
  • 生命保険(就労不能含む)
  • 医療保険
  • 個人年金保険 ← 今回!

控除額

個人年金保険に限らず、保険は以下のように掛け金に応じて控除を受けることができます。

※「控除」については本当に初心者向けの記事を書く予定です。

所得税控除額

年間の保険料支払い総額所得税控除額
20,000円以下支払い保険料全額
20,000円超え 40,000円以下支払い保険料 x 1/2 +10,000円
40,000円超え 80,000円以下支払い保険料 x 1/4 +20,000円
80,000円超え一律40,000円

住民税控除額

年間の保険料支払い総額住民税控除額
12,000円以下支払い保険料全額
12,000円超え 32,000円以下支払い保険料 x 1/2 +6,000円
32,000円超え 56,000円以下支払い保険料 x 1/4 +14,000円
56,000円超え一律28,000円

初心者にあるあるですが、

控除額=節税額ではありません!

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節税効果

では早速、控除額がフルにとれるギリギリの支払額における節税効果を見ていきましょう。

条件:

  • 年収500万
  • 夫婦+7歳の子ども1人
  • 夫30歳
  • 妻は専業主婦
  • 生命保険、医療保険等のその他保険なし
  • ふるさと納税や確定拠出年金なし(あってもほぼ変わらず)
  • 個人年金保険の月々支払いは6,667円(年額80,000円)
保険の控除なし個人年金保険(控除フル)
所得税控除額0円40,000円
年間所得税103,529円99,496円
住民税控除額0円28,000円
年間住民税211,400円208,600円
合計税額314,929円308,096円
節税効果-6,833円

年間8万円積み立てて、年間の節税効果は7,000円弱です。

35年間の節税効果は、0.7万 x 35年 = 24.5万円です

個人年金保険の最終の払戻率は120%程度(大きく見積って)でしょうか?

大体保険会社に運用益は取られていしまいます。

今回の場合ですと、8万 x 35年 x 0.20 = 56万円プラスされる形になります。

節税効果と払戻率を合わせると、約80万円となりました。

私なら6,667円を35年投資信託などで運用します!

仮に利回り2%と低く見積もっても125万円プラスとなります。

個人年金保険の控除に頼らずとも自分で資産を増やすことは容易いです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。保険支払額による控除額を把握できましたか?

保険会社から

控除枠をうまく使って節税と運用を合わせてみては?

なんて言われて「そういうなら」って無駄な保険に入っていませんか?

 

生命保険と医療保険も控除額の計算は同じなので

これをプラスして控除枠を最大まで使った方がお得ですよ!

と助言されて入っていないでしょうか。

余計なものはいらない!といえる知識をつけていきましょう!

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