戸建てに太陽光発電は不要?【建築士目線マイホーム計画】

スポンサーリンク

ソーラーパネルどうも~!はじめましての方は初めまして、とっと と申します!

今回はマイホーム計画において太陽光発電は必要?不要?を解き明かします!

太陽光発電を用いれば電気代が賄え、うまく行けば売電により利益が出る!

ZEHが流行りで年間通せばエネルギー収支ゼロ!

どんどん太陽光発電の単価が減少!

こんな謳い文句が住宅展示場で飛び交っていますね。

ネットにも情報はたくさんあり、調べてもよくわかりませんよね。

一級建築士なりの情報も交えて解説していきたいと思います!

ちなみにとっとは採用を考えましたが 不採用 としています!

※デメリットに対する記載が多く、メリットについては追及していません。

1.戸建てに太陽光発電は不要!〜太陽光発電に関わる金額の推移〜

1-1太陽光発電単価の推移

太陽光発電の単価は年々減少しています。

太陽光発電価格推移

引用:令和2年度の調達価格等による意見

価格減少の要因は、製品の低価格化 や 企業努力によるものです。

費用の2/3を占めるパネルの値段が下がっていることが1番大きいでしょう。

だが今後も下がり続けるかというとそうではなさそうです。

利益等を考えるとこの価格帯が落としどころではないかと言われています

なので20万円/kWなどかなり低い売り込みは気をつけた方が良いでしょう。

製品的に問題があるかもしれませんし、工事費6.5万/kW分を含んでないかも知れません。

1-2.補助金の推移

今度は国の補助金についてみていきましょう。

太陽光発電補助金推移1太陽光発電補助金推移2引用:太陽光発電総合情報

 

2000年に入り一度補助金はなくなりましたが2009年に復活しました。

2009年でも補助金は7万円/kW出ていたんですね。それが2014年度から再度補助金制度は撤廃されました。

ですが、地方自治体では現在も補助金を出しているところがあるそうです。
採用を考えている方は確認してみましょう!

1-3.売電金額の推移

続いて売電金額の推移です。

太陽光発電売電推移

引用:ソーラーサポートセンター

住宅用だと10kW以下だと思うので、青プロットになります。こちらも年々下がっていることがわかります。

売電価格は、10年前の約半分になっていますね。

そして今後もどんどん売電価格が下がることは決まっているそうです。

売電で稼がないと太陽光発電を設置した費用を回収することはできないでしょう。

確認ですが、

売電(5kW以下)は10年間しか上記の価格となりません。
11年目からは自分で電力会社と契約して売電することになります!
しかも売電価格は10円以下が想定されています。
この理由は現在電気を作る最安コストが10円と言われているからです。

その額よりわざわざ高く買い取りませんよね。

ちなみに売電によるメリットを最大限に受けるならば下記条件は必須です。
・日当たりが良い
・太陽光パネルがおける大きな屋根
・南向きに設置できる

条件が揃わない時点でプラスになるのは難しいと考えるべきでしょう。

ちなみに我が家は全て満たしていますが不採用にしました。

2.建築に関わる考え方と答え

続いて建築的なことを考えていきます。

2-1.重量増加による建物への影響

当然ですが太陽光パネルを設置すれば屋根は重くなります。

屋根が重くなるということは建物の耐力を向上させる必要があります。

梁や柱が大きくなり、材料費等が目に見えない形ですがUPすることになります。

どれくらい重量が増えるのか具体的に計算してみます!

標準的な太陽光パネルの大きさ:1.2m2
発電量:200W
重量:20kg

戸建住宅なら太陽光パネルは5kW程度が限界でしょう。3行下に説明有。
5000W(5kW) / 200W/枚 = 25枚
25枚 x 20kg = 500kg
1.2m2 x 25枚 = 30m2 ←両流れの屋根でかつ南面となると30m2がいいところでしょう。
500kg / 30m2 = 16.5kg/m2

一方ガルバリウム屋根は6kg/m2

太陽光パネルの重さはガルバリウム屋根の約3倍の重量があります。

太陽光パネルを乗せたガルバリウム屋根の重さとスレート屋根の重さが同等となります。

屋根重さ

引用:三州瓦の神清

仮に耐力を向上させるために梁の高さを高くした場合、天井高さは変えたくないでしょうから建物高さが高くなります。その分外壁面が増え材料費も上がることになります。

太陽光発電を屋根上に乗せた際にUPするかもしれない材料。
  • 梁の高さ
  • 柱の幅 ← 部屋の有効寸法狭くなる
  • 外壁
  • ブレース構面 ← 間取りの自由度低下

2-2.設備コストと交換時期

太陽光発電に必要な設備機器のコストと交換時期を記載します。

初期費用

太陽光パネル5kW:150万円(30万円/1kW(上記表を参照))

交換費用

パワーコンディショナー:30万円(期間:10~15年)

蓄電池:50万円(10万円/1kW)(期間:10年)

  • 1年目:150万円
  • 10年目:50万円
  • 15年目:30万円
  • 20年目:50万円
  • 25年目:0円
  • 30年目:80万円

こんなにうまくはいかないでしょうね。もっとコストはかかるでしょう。

まとめ

「10年ほどで初期投資分取り戻せる」といわれていますが、

その後売電価格は今の半分以下になり、設備の更新費用がかかるので果たして本当にプラスになるのでしょうか?

色々考慮した結果、我が家は太陽光発電を不採用です。

-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-<>-

コメント

タイトルとURLをコピーしました